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ニチレイ、佐川急便/「飛脚クール便」サービス品質拡充に業務委託契約を再締結

2004年03月25日/未分類

佐川急便(株)と(株)ニチレイは、佐川急便の保冷宅配便サービス「飛脚クール便」業務委託契約の満了に伴い、新たに業務委託契約を再締結した。

「飛脚クール便」は、平成11年3月21日より当初は冷蔵のみでスタートし、翌年3月21日からは冷凍の取り扱いも開始した。サービス開始にあたり両社間で業務委託契約を締結し、佐川急便が営業活動と集荷・配達を、ニチレイは全国18拠点(クールセンター)での一時保管・仕分業務と、拠点間を結ぶ保冷幹線輸送を担っている。

両社はそれぞれの特色を最大限発揮し、「飛脚クール便」開発のコンセプトである「品質」「コスト」「スピード」を追求、取り扱い個数も初年度の938万個から平成15年度には2 276万個(見込み)と順調な伸びを見せている。

契約の満了に伴い、引き続き両社のパートナーシップをより強固なものとし、市場に対して高品質なサービスを提供することで合意、業務委託契約の再締結した。

佐川急便では新事業年度(平成16年度)を迎えるにあたり、新たな中期経営計画(名称:真価創生3カ年計画)を策定した。またニチレイは4月1日より低温物流カンパニーの分社化を実施し、市場に合わせた機動的な事業展開を行っている。

保冷輸送市場は冷蔵・冷凍ともに今後小口化がますます進むことが予想され、今後も両社の更なる協力体制を構築し、多様なニーズに応え、高品質なサービスを提供する。

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