佐川急便とニチレイロジグループ本社は3月9日、6日付で新たに提携契約を締結したと発表した。サービス開始10年を迎えた佐川急便の保冷宅配便サービス「飛脚クール便」の提携契約終了にともない、引き続きパートナーシップを維持する。
二社は5年を区切りとする契約を結んでおり、1999年3月に初の業務提携を締結。2004年3月には提携契約を再び締結していた。新たな提携契約の内容は、これまでの提携契約と大きな変わりがないとしている。
二社は1999年3月、保冷宅配便市場への参入を目的に業務提携を結び、飛脚クール便の取扱いを開始した。佐川急便の全国輸配送ネットワークとニチレイロジグループ本社の拠点・温度管理機能を連携させることによって高品質のコールド・チェーンシステムを実現した。10年目を迎えた2008年度は、取扱い個数が過去最高の3255万個(前年比11.2%増)を見込んでいる。