明治乳業(株)は、大阪府貝塚市に新工場を建設する。
全国の生産体制を検討した結果、関西地区においても新たな工場用地を確保する必要があると判断し、新工場は、関西地区と西日本地区を睨んだ新たな生産拠点と位置付けている。
工場用地は、阪神高速4号湾岸線貝塚インターより約2kmの距離にあり、大阪、京都、神戸等関西の主要都市へのアクセスが良く、大阪府と貝塚市を挙げて誘致に熱心であるとともに、工業団地としてのインフラ整備及び将来にわたる労働力の確保等進出するうえで十分なため。
なお、2005年10月から2006年1月にかけて順次生産開始を予定しており、新工場の稼動にともない、現在の兵庫工場(兵庫県加古川市)を2005年11月末、関西工場(大阪府八尾市)を2005年12月末に生産中止する。
関西新工場の概要
所在地:大阪府貝塚市二色南町16番、17番
土地利用方法:大阪府との20年間の事業用定期借地契約
敷地面積:約178 000㎡
延床面積:約26 000㎡
主な生産設備:大型紙容器ライン、カップヨーグルトライン、宅配用瓶ライン、など
生産品目発酵乳(プロバイオティクス)、牛乳、加工乳、乳飲料、など
年間生産量:約110千KL/年
正社員数110名程度
総工費:約100億円