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SAPジャパン/SAPNetWeaver2004出荷

2004年04月15日/未分類

SAPジャパン(株)は、統合アプリケーション・プラットフォーム「SAPNetWeaver(エスエイピー・ネットウィーバ)」の最新版「SAPNetWeaver2004」を出荷開始するとともに、SAPNetWeaverを核とした、テクノロジーとサービスカテゴリーの分野におけるパートナー企業70社の賛同と協力を得て「SAPNetWeaverパートナー・コンソーシアム」が結成した。

昨今、製品ライフサイクルが短縮化され、ビジネス・プロセスの変化への迅速な対応が要求される中、企業に求められる変化対応能力はより高度なものになりつつあり、従来に比べ、時機を逃さずに戦略を立案することが焦眉の課題となっている。

このような環境下で企業が成長を遂げるためには、柔軟性を向上させ、イノベーションの最大化を図ると同時にTCOの削減を図ることが必要で、既存のITシステムや組織構造、企業風土など、変化を阻む要因への対策が急務となっている。

SAPジャパンは2003年3月にSAPNetWeaverを発表し、多くの顧客企業に納入しているが、「SAPNetWeaver2004」は、単一のパッケージ・ソリューションとして提供される初の完全統合型プラットフォームで、異種混合のIT環境下での拡張性を前提に設計されており、従来のSAPNetWeaverに比べ、統合性と拡張性がさらに強化されている。

「SAPNetWeaver2004」は、従来個別に出荷していたSAPモバイル・インフラストラクチャ(SAPMI)、SAPエンタープライズ・ポータル(SAPEP)、SAPビジネス・インテリジェンス(SAPBI)、SAPマスタデータ・マネジメント(SAPMDM)、SAPエクスチェンジ・インフラストラクチャ(SAPXI)、SAPWebアプリケーション・サーバ(SAPWebAS)、SAP複合アプリケーション・フレームワーク、SAPソリューション・マネジャを含むすべての構成要素のバージョンアップを同時に行い、サポートパッケージとともに単一の製品として出荷する。

「SAPNetWeaver2004」は、SAPソリューション向けのオープンかつ中立なプラットフォームとして開発されており、オープンな業界スタンダードと相互運用性を実現し、SAPと他社製システムの容易な統合を可能にする。

SAPNetWeaverは、SAPのサービス指向型アーキテクチャの青写真であるエンタープライズ・サービス・アーキテクチャ(ESA)を実現する技術基盤です。SAPが提供するmySAPBusinessSuiteソリューション、SAPxApps複合アプリケーションなどSAPが提供するソリューションは、すべてSAPNetWeaverを基盤としている。

企業がサービス指向のアーキテクチャに移行し、適応性、柔軟性、オープン性を実現することで総所有コストを削減できるよう支援する。

SAPジャパンは、「SAPNetWeaver2004」の発表を機に、SAPNetWeaverの各構成要素とそれらの技術基盤であるWebAS(ウェブ・アプリケーション・サーバ)の管理・運用、Web開発に関するトピックごとにコミュニティを設け、「SAPNetWeaverパートナー・コンソーシアム」として活動を開始する。2004年2月より参画企業を募った結果、現時点までに70社がパートナー・コンソーシアムへの参画を表明している。

製品開発の早期段階において市場ニーズについての意見交換を行い、製品へフィードバックし、製品の出荷に際し、顧客企業への提案活動・導入プロジェクトで必要な技術情報の共有、さらに、導入事例や構築テクニックなど、実践的な情報共有を行い、共同でインフォセッション、セミナーなどを通じて広く情報を発信し、市場の活性化を図る。

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