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SAPジャパン/日本IBMとビジネス・インテリジェンス分野で協業

2009年06月12日/IT・機器

SAPジャパンは6月11日、日本アイ・ビー・エム、アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス(東京都千代田区、略称IBCS)の2社とビジネス・インテリジェンス分野で、SAPジャパンとIBCSが新たに開発した「マネジメント・コックピット for General User(仮称)」の提供で協業すると発表した。

マネジメント・コックピット for General Userは、在庫・生産・管理連結などの業務で、企業の重要業績評価指標に応じた各種の視点から分析データを複眼的にリアルタイムで提供するもの。企業のミドルマネジメント層やスタッフ向けに、経営指標と連動したデータを一覧できる可視化を実現し、企業の情報分析と確認を支援する。例えば営業マネージャーは、地域別・事業部別・製品別、期間別などの販売実績と、それに対する計画、前年実績、計画進捗率などの情報を視覚化されたインターフェイスで瞬時に把握し、現場レベルで迅速に販売戦略へ反映できるようになる。

マネジメント・コックピット for General Userは、SAP NetWeaver Business Warehouse Acceleratorを中心に、SAP BusinessObjects Explorerを使用して、SAPジャパンとIBCSが共同で開発した。今回の提供開始に当たり、 日本IBM箱崎事業所内に設置している「BWAソリューション・センター」を拡張し、SAP NetWeaver BW Accelerator、SAP BusinessObjects Explorer、IBMR BladeCenter 、IBM System Storageを組み合わせたデモンストレーション、テスト、検証などを行う環境を提供する。

また顧客に、事前に構成されたSAP NetWeaver BW AcceleratorとSAP BusinessObjects Explorerの環境を構築。従来比で約1か月構築期間を短縮し、迅速なシステム稼働を支援する。顧客にはコンサルティング・サービスからシステムの開発・導入までエンドツーエンドで提供される。

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