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アサヒビール/ビール・発泡酒に関する新取引制度導入

2004年04月22日/未分類

アサヒビール(株)は2005年1月からビール・発泡酒に関する新取引制度を導入する。

新取引制度の主な内容
三段階建値制度の廃止
ビール・発泡酒の取引について、現在の三段階建値制度を廃止し、希望小売価格と希望卸売価格のご案内をやめ、今後はお特約店に対してメーカー出荷価格のみを案内する。
これにより流通各層はコストや利益を反映した価格設定が行い易くなり、市場価格の適正化に資するものと考えている。

■現行リベート制度の廃止
三段階建値制度廃止と併せ、現行の特約店向けのリベート制度を廃止する。これまで特約店の売上に応じて支払ってきた応量制のリベートをなくし、卸売機能の促進に繋がる制度にし、取引の透明性を高めると共に、酒類流通の効率化を促進したいと考えている。

■ビールギフト券の販売終了
希望小売価格の案内廃止に伴い、2004年12月末をもって、ビールギフト券の販売を終了する。
なお、既に販売済みのギフト券の回収業務は継続するが、お客様に対して早期の利用を促進していく。

同社は、総合酒類化による酒類事業の業容の変貌や、酒販免許の規制緩和による酒類流通の変化などに対応した総合的な取引制度の見直しを進めている。

今回の新取引制度導入はその一環で、従来からの特約店制度を継続しながら、効率的で健全な酒類流通体制作りを目指し、ビール・発泡酒以外の酒類カテゴリーにおいても、市場動向などを勘案しながら、今後改定を進めていきたいと考えている。

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