SASInstituteJapan（株）（以下：SAS）、日本アイ・ビー・エム（株）、IBMビジネスコンサルティングサービス（株）（以下：IBCS)の3社は、製造業向けのBIソリューション分野で、営業活動、マーケティング活動、コンサルティング、構築・保守などの各種サービスにおいて、本格的な協業を開始する。
製造業界では、自動車会社、電機機器メーカー等でのワランティ分析、需要予測、在庫管理等のソリューション、また、半導体製造分野での品質管理ソリューションなど、BIソリューションに対するニーズが急増している。
このようなニーズに迅速かつ的確に対応するため、同業界で実績のあるSASのBIソリューションと、日本IBMが有する充実した営業体制やコンサルティングなどを融合し、日本IBMとSASが互いのソリューションを強化し、技術統合を図ることで、製造業界の企業に、顧客との永続的かつ有益な関係の構築と維持を実現するための、効果的で信頼性の高いソリューションを提供する。
SASが有するワランティ分析ソリューションを中心に、需要予測、品質分析ソリューションなどのデータウェアハウス技術を含むBIソリューション等を、日本IBMとSASが共同で提案・販売し、システム構築およびコンサルティングなどの各種サービスを提供する。
協業にあたり、日本IBMは、当分野における営業員およびコンサルタント体制の強化、専用技術者の配置、コンピンテンシーセンター等によるテスト環境の整備を行う。
SASにおいても、IBM専用窓口および担当者の設置、トレーニング提供による技術共有、プロフェッショナル・サービス部門のエンジニアによるサポート体制の強化を行う。
将来的には、協業の対象分野を金融や流通へも展開していく。
