三菱ウェルファーマ（株）は7月1日、北京事務所と上海事務所を連結子会社である廣州緑十字薬業有限公司に統合する。
廣州緑十字薬業有限公司は、同社と僑光製薬の合弁企業として1991年12月に設立され、輸液の製造・販売と輸出、並びに輸入医薬品の学術情報提供を主たる事業としている。
中国における事業基盤の一層の強化を図ることを目的に、僑光製薬がもつ廣州緑十字の全株式を取得する契約を本年4月5日に締結し、100％出資子会社とする。
一方、同社北京及び上海事務所は、抗血小板剤「アンプラーグ錠」（1999年1月上市）、選択的抗トロンビン剤「ノバスタン注」（2002年12月上市）等の学術情報提供活動や市場調査業務を主体とした事業活動を行っている。
