YKKAP（株）は、大連YKKAP社の樹脂窓の完成品供給を始めた。
大連YKKAP社は2001年7月より操業を開始し、樹脂バー材・部品のシステム販売を中心に営業を行ってきたが、市場環境に対応するため、自ら複層ガラスの生産を含めた完成品供給を始める。
中国における樹脂窓は今までバー材、部品、ガラスを加工店（ファブリケーター）に供給し、加工店が完成品にし施工までを行っていたが、近年、市場での粗悪な樹脂窓の流入により、市場から樹脂窓に対する不安感が出てきた。
大連YKKAP社は優良加工店を認定し、バー材・部品供給に加えて加工店に対し加工、施工指導を徹底し商品の品質、性能を守りながら優良な樹脂窓の供給をしてきたがさらに、認定加工店の品質に対する指導を強化する一方自ら完成品、複層ガラスを生産することにより自社製品の品質確保と中国市場における樹脂窓の品質向上を目指す。
日本の生産技術、工機部門の機械設備、システムを生かして大連工場に窓面積にして月産8，000m2（2006年には15，000m2）の完成品ラインが稼働、窓としての品質を確保するため複層ガラスの自社生産ラインも稼働した。
大連YKKAP社概要
会社名：（中文名）大連吉田建材有限公司
（英文名）DalianYKKAPCo．，Ltd．
（工場所在地）大連市大連経済技術開発区淮河西路31号
総経理：山口博之
資本金：2，500万米ドル
工場敷地面積：60，000m2
