LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

国土交通省/スーパー中枢港湾育成プログラムの評価結果

2004年05月09日/未分類

国土交通省は、スーパー中枢港湾の選定について、平成15年3月に、その候補として5地域が選定されており、候補となった各港湾管理者から、平成16年3月末に、スーパー中枢港湾育成プログラムの提出を受けた。

スーパー中枢港湾選定委員会(別添参照)第5回会合において、これら育成プログラムの評価についての検討が行われ、その結果が評価書として取りまとめられた。

スーパー中枢港湾選定の経緯
平成14年10月7日スーパー中枢港湾選定委員会第1回会合開催
平成14年12月11日全国港湾管理者に対する公募を開始
平成15年1月14日公募締め切り(8地域が応募)
(東京港、川崎港、横浜港、名古屋港、四日市港、神戸・大阪港、北九州港及び博多港の8地域7管理者及び1グループが目論見書を提出し応募)
平成15年3月5日スーパー中枢港湾の候補の選定
(東京港・横浜港、名古屋港、神戸港・大阪港、北九州港及び博多港の5地域)
平成16年3月31日スーパー中枢港湾育成プログラムの提出
平成16年5月6日スーパー港湾選定委員会第5回会合開催

スーパー中枢港湾育成プログラムの評価結果の概要
阪神港
ポートアイランド2期地区及び夢州地区におけるターミナルオペレーター設立に係る所要の手続の完了を待って指定を行うべき。

京浜港
本牧地区におけるターミナルオペレーター設立に係る所要の手続の完了を待って指定を行うべき。

伊勢湾
飛島埠頭南側地区コンテナターミナルの岸壁延長拡大に係る港湾計画変更に向けた手続の完了を待って指定を行うべき。

北九州港
指定に当たっては、今後5年程度の期間内に、博多港との適切な機能分担又はコンテナ貨物の集荷及び航路開設により、年間100万TEU以上のコンテナ取扱量の達成が可能と見込まれることが少なくとも必要。

博多港
指定に当たっては、今後5年程度の期間内に、北九州港との適切な機能分担又はコンテナ貨物の集荷及び航路開設により、年間100万TEU以上のコンテナ取扱量の達成が可能と見込まれることが少なくとも必要。

今後の予定等
本日のスーパー中枢港湾選定委員会からの報告を受け、国土交通省としては、本報告書において指摘された事項の達成を見極めて、速やかにスーパー中枢港湾としての指定を行うこととする。

スーパー中枢港湾選定委員会メンバー
委員長水口弘一中小企業金融公庫総裁
委員尾崎睦(社)日本港運協会会長
黒田勝彦神戸大学教授
杉山武彦一橋大学教授
須田凞八戸工業大学大学院教授
寺島実郎(財)日本総合研究所理事長
平野裕司(社)日本船主協会港湾物流委員会委員長
松本忠雄(社)日本経済団体連合会輸送委員会物流効率化に関するワーキンググループ座長
吉田和男京都大学教授

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース