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味の素/札幌物流センター稼動

2004年05月12日/未分類

味の素(株)は、北海道北広島市に新物流センターを建設し、本格的に稼動した。

新物流センターは、自動倉庫、自動搬送設備を導入し、在庫・入出庫管理をコンピューターで行うことから、作業者の負荷を軽減できるだけでなく、季節によって保管場所の割付を常温倉庫・定温倉庫と自動変更することが可能になっている。

また計量検品システムの導入等で、誤ピッキング、誤出荷ゼロを目指し、トラック着床バースについては、ドックシェルター付バースに加え、コンテナ、ウィング車専用のバースを設けたことで、冬季の外気進入を防ぎ、天候に左右されない作業ができる。

また環境にも配慮し、トラックヤード排水に油水分離槽を設置、倉庫荷捌き室天井にトップライトを設置し、排煙窓との組み合わせにより自然光を取入れ、省エネルギー設計とした。

従来は、札幌市白石区に札幌配送センターがあったが、老朽化が進み、手狭になったことに加えて、建築当時と比較し周囲を民家が取り囲むようになり、環境面からも移転の必要性がでてきたことで今回の新設となった。

総工費約15億円をかけて収容能力を従来の1.5倍(想定24万ケース)に拡大し、グループ以外にもサービス拡充を図ると共に、北海道内の集約拠点として全国ネットワークの核となる役割を果たす。

設備概要
名称:札幌物流センター
所在地:北海道北広島市大曲工業団地6丁目3-9(大曲第3工業団地内)
運用主体:味の素物流(株)と北海道エース物流(株)
敷地面積5,000坪
延床面積約1,900坪
保管能力:
6,000パレット
5,000パレット(常温自動倉庫)
675パレット(常温平置き倉庫)
425パレット(定温平置き倉庫)

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