セイコーエプソン（株）の中国地域統括子会社であるEpson(China)Co. Ltd.（愛普生（中国）有限公司）が、中国商務部より「地域本部」の資格を外国資本企業として初めて取得した。
「地域本部」は、中国商務部の定める「外国企業の投資による投資性公司の設立に関する規定」にことし2月に新たに追加規定された外国資本企業の資格。
ECCは今回の「地域本部」資格の取得により、「輸入権及び中国国内販売権」、「アフターサービスパーツの輸入を含めてのアフターサービスの提供」、「国内外企業のアウトソーシング・サービス業務の受託」、「物流配送サービス業務」、「傘下企業に関する財務サービス業務の提供」などの業務開始が可能になる。
中国では、WTO加盟により本年12月以降、輸入権や販売権の規制緩和が予定されているが、ECCでは今回の「地域本部」資格取得により、地域本社機能の強化、販売網の拡充等を推進する。
ECC会社概要
所在地：中国北京市朝陽区東三環北路2号北京南銀大厦28階
代表者：董事長/藤田慎一郎副董事長/丸山三明総経理/牛島升
資本金：USD124 500 000(セイコーエプソン株式会社100％出資)
設立年月1998年4月
社員数456人（うち、日本人28人）
事業内容：
1)中国における現地法人の統括管理、コンサルティング業務
2)中国におけるエプソン製品の販売支援、アフターサービス業務支援
3)中国における投資業務等
