マツダ(株)は、2001年9月から閉鎖していた宇品第2(U2)工場(広島市南区)の操業を開始した。
U2工場は、1972年12月に操業を開始し、主力車種であったファミリアほかを生産していたが生産体制の再編によって2001年9月から閉鎖していた。
このたびの操業開始は今後の新型車導入による商品主導の成長に備えた生産体制の強化の一環で、今年4月に本社第1(F)工場の塗装工場と組立工場を閉鎖したが、U2工場の操業開始により、マツダの国内生産能力(年間)は従来の78万8千台から11万台増(+14%)の89万8千台になる。