LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

マツダ/エンジンの混流生産で、フレキシブル生産実現

2007年07月23日/物流施設

マツダ(株)は、本社工場宇品西地区のエンジン工場(広島市南区)で、新型V型6気筒3.7Lエンジンと現行の直列4気筒ガソリンエンジンの機械加工工程で混流生産を開始した。

同工程は、マツダの最新の生産・製造技術を採用したエンジン部品の機械加工ラインで、効率化と多様化を同時に実現するフレキシブル生産(生産車種の切り替えと、生産量の変化に短期間かつ高効率に対応できる生産方式)を目指している。

これまでエンジン部品の機械加工工程においてエンジンのタイプごとに必要であった専用設備や治具類を汎用化させることで工程の集約に成功し、設備投資費を削減しながら、「変種変量生産」に対応することを可能にした。

マツダの山木勝治取締役専務執行役員(生産・物流担当)は、「宇品のエンジン工場で実現したV型6気筒ガソリンエンジンと直列4気筒ガソリンエンジンの機械加工工程における混流生産は、マツダの『モノ造り革新』コンセプトを具体化したものであり、『変種変量生産』実現への第一歩である。今後も、海外生産拠点も含めたマツダのすべての工場へ『モノ造り革新』コンセプトを基に企画・設計した最新機能を順次導入していく。『One Mazda』を念頭に、生産領域からも『ブランド価値の改善』および『ビジネス効率の向上』を実現できるようサポートしていく」と述べた。

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース