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狭山綜研/IHIより危険物保管用自動倉庫を導入

2004年05月30日/未分類

石川島播磨重工(株)(IHI)は、狭山綜研(株)向け危険物保管用自動倉庫を、綜研テクニックス(株)から約4億円で受注した。引渡し時期はことし10月の予定。

狭山綜研は化学工業製品、医薬・化粧品関係製品、化学装置を事業の柱とする化学メーカー、綜研化学(株)の製造・物流を担当している。

IHIが受注したのは、主に狭山綜研で生産された製品(危険物第4類)を保管する高さ20mの建屋一体型高層自動倉庫。庫内設備は、スタッカークレーン2台、保管用パレット2,242枚、電動台車6台および在庫管理システムで構成されている。

同自動倉庫設備は、ドラム缶・石油缶・ペール缶等をパレット単位で保管するが、保管効率を上げるため、一部、奥行き2パレットを保管できる棚を有している点が大きな特長。

運用面の特長として、倉庫内への入出荷作業に関し、自動倉庫前部、後部にも電動台車を設置することにより、入出庫作業の効率化を図っている。

さらに、コンテナをパレット無しで自動倉庫に保管できるよう、専用棚を設けることで、2種類の荷姿に対応することができる自動倉庫。

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