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NEC/2004年版環境報告書発行

2004年06月16日/未分類

NECは、2003年度の環境活動結果を取りまとめた「NEC環境アニュアルレポート2004」を発行した。

物流に対する取組みは下記のとおり。
・配送ネットワークの再構築等によるCO2削減や、梱包資材の3R(削減、再利用、再資源化)などの活動を展開。

企業の環境経営の中で、これまで比較的手薄であった物流についてNECはこれを重視し、物流ルートの効率化、トラックから鉄道へ切り替えるモーダルシフトに取り組んできた結果、3年間でCO2を13%削減と成果を挙げている。また梱包材についても継続的に取組み、特に2003年度ではダンボールから通い箱への変更により、資材使用量を大きく削減した。

NECロジスティクスはNECグループの物流を担当しており、生産部材の調達と製品の輸配送に伴うCO2排出量の削減を推進している。

2003年度は物流ルートの幹線・支線ネットワークの効率化を推進し、幹線ネットワークは生産基地と中継地点とを定時・定ルートで結び、中継地点からの製品配送と部品調達を支線ネットワークで構成した。この効率化により、2000年度は約1,200台あった輸送トラックの台数が2003年度は約700台に減少した。

トラック輸送から鉄道輸送へ切り替えるモーダルシフトによるCO2削減にも取り組み、2003年度は携帯電話、FAX、ADSLルータなどの輸送のモーダルシフトを推進した。

NECロジスティクスでは、製品の輸送時に発生する梱包資材の削減、リサイクル活動を従来から促進しており、リサイクル率は98%を達成している。

2003年度は使用済み梱包資材のリユース活動に注力し、ダンボールから、再利用できる通い箱(トレー)への変更を推進し、梱包資材の使用量は1997年度比で約32%削減した。

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