ニチレイは社会環境報告書 2008」を発表したが、ニチレイロジグループの2007年度の実績では、受託物流のCO2排出量原単位（kl／百万トンキロ）が2006年度比で24％も大幅に増加した。中国製冷凍餃子農薬混入事件により輸配送事業に影響したとしている。
一方、ニチレイフーズの商品輸送時のCO2排出量原単位は3％削減した。また、鉄道。船舶へのモーダルシフトの推進と配送の共同化を進め、2007年度は750トンのCO2排出量削減効果を実現した。さらに、四国地区における共同配送で28％の削減効果がでている。
なお、ロジスティクス・ネットワークでは、協力会運送会社のグリーン経営認証取得の拡大に向け、エコドライブ講習会と認証取得に向けた研修会を各地域で開催し、安全運転・省燃費運転などに関する講習を通じ、運送事業のレベルアップをめざとともに、優良ドライバーに対する表彰制度も実施している。
