近畿日本鉄道（株）は、連結子会社である（株）近鉄エクスプレスが実施する株式の売出しに応じ、同社が所有する同社株式を譲渡する。
これに伴い、￥近鉄エクスプレスは￥連結子会社から持分法適用関連会社となり、同社の子会社49社が連結子会社に該当しなくなった。
株式譲渡の理由は、航空貨物を取扱う近鉄エクスプレスは、物流ターミナル建設資金調達のための公募増資と併せて、株式の流動性を高めるために株式の売出しを行う。
同社では、平成14年6月に策定した新「近鉄グループ経営改善計画」において、上場グループ会社株式については、適正な持株比率を超える部分を外部に売却する方針を掲げ、㈱近鉄エクスプレスからの要請に応えて、同社が実施する株式の売出しに充てるため、同社が保有する同社株式を譲渡する。
