DHLジャパンは5月15日から、これまで「一部例外的に対応していた」という動物・生花など植物検疫を必要とする日本向けの貨物について、世界レベルで取扱をすべて中止すると発表した。DHL Expressとして決めたもので、今後、東京・大阪・名古屋のゲートウェイに到着した対象貨物は荷主に返送する。
これに伴い、インボイス上の貨物明細が間違いなく伝わり、通関時の誤解を生じさせないことが重要となることから、同社では「個人の所持品、ギフトなどの表現では、貨物の内容が理解されず、明細が不明瞭なことを理由に荷主に貨物が返送されることとなる」として、注意を呼びかけている。
また、5月15日から31日までを移行期間に設定し、この間に到着した貨物は「従来通りの対応」を行うとしている。
動物・植物検疫が必要なため今回取扱が中止となる代表的な品目は次の通り。
生花、切花、ドライフラワー、ポプリ、野菜・果物、冷凍果物、未焙煎のコーヒー豆、大豆などすべての豆類、モルト、麦わら、種子、生肉、冷凍肉、ビーフジャーキー、ハム、ソーセージ、骨や角、抗体、血清、すべての動物の血液、加工されていない動物の毛皮や羽、バクテリア、ウィルス
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DHLジャパン/動物・植物検疫が必要な日本向け貨物を取扱中止
2008年05月19日/3PL・物流企業
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