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セイコーインスツルメンツ/放射線分析システム「Detective/Detective-EX」発売

2004年07月08日/未分類

セイコーインスツルメンツ(株)(以下:SII)の関連会社で放射線計測機器の輸入、製造、販売をしているセイコー・イージーアンドジー(株)は、米国アメテック社オルテック事業部が製造する、高純度ゲルマニウム(HPGe)半導体検出器を搭載したポータブル核種分析システム「Detective/Detective-EX」を7月20日に日本国内で発売する。

HPGe検出器搭載のポータブル核種分析システムDetective、Detective-EXは、多発する国際テロを契機に世界的に重要性が高まっているホームランドセキュリティーを念頭に置いて、米国AMETEK社ORTECが開発した。

本製品は空港や港湾などで、海外から不正に持ち込まれる放射性物質の検出を主な目的とし、Detectiveは市場でヨウ化ナトリウム(NaI)検出器を用いた機器が普及する中、より高分解能のHPGe検出器を搭載し、分析時間短縮および分析精度の向上を実現したγ線スペクトル分析システム。

危険性の高い放射性物質を速やかに選別し、より確実に核種を識別し、高性能の小型電気冷却機により液体窒素を用いる必要がないのに加えて、DSP、専用ファームウェアにより初心者でも扱える簡便な操作性を実現している。

なお、Detective-EXは、γ線に加え中性子を検知する機能を追加した機種。

港や空港のようなチェックポイントで、旅行者体内の医療用放射性同位元素(RI)や天然放射性元素に反応するアラームの誤報を減らし、反対にそれらを隠れ蓑に持ち込もうとするプルトニウムのような核物質を見落とさず、ホームランドセキュリティーに対応する。

価格
Detective1300万円~
Detective-EX1600万円~

販売目標台数
10台/年

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