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三菱商事/物流施設特化型RElT(不動産投資信託)用の物件取得

2004年07月11日/未分類

三菱商事(株)は、物流施設特化型RElT(不動産投資信託)組み入れ用の不動産として、首都圏優良3物件を取得し、証券化した。

いずれも物流一等地、準一等地に所在し、中長期リース契約を有する、優良物件。

本業たる物流オペレーション実績で培われた物流サービス本部の機能と、金融事業本部に集積された高度な金融技術に加え、不動産・開発分野における開発建設・産業機械事業本部の知見を総結集して、現在稼動中の物件のみならず、新規物流施設を建設する開発型も積極的に取込み、本ファンドを通じて魅力的な投資商品を投資家の皆様に提供する。

現状は順調に資産が積み上がっており、当初予定通り500億円規模で2004年度末を目処に上場を目指しておいる。

取得物件の概要
物件名:越谷物流センター
主要テナント:ロゾワン(ダイエー子会社)
竣工年:1985年
面積:敷地面積8,581.86㎡、延床面積9,688.47㎡
取得価格:15億円
取得資金:自己資金
取得:2003年12月末

物件名:村山物流センター
主要テナント:(株)パンテック(荷主:コカコーラ)
竣工年:2003年
面積:敷地面積32,745.39㎡、延床面積40.884.25㎡
取得価格:75億円
取得資金:自己資金と借入金
取得:2004年5月28日

物件名:新砂物流センター
主要テナント:佐川急便
竣工年:1998年
面積:敷地面積15,615㎡、延床面積5920.97㎡
取得価格:45億円
取得資金:自己資金と借入金
取得:2004年6月11日

RElTは、①消費地、消費馴こ注目し、物流が持つ特性である安定性、堅実性を強調、②物件は中長期リース契約を有するタイプと物流一等地、準一等地に所在する汎用的なタイプを中心に取得、③物件保有期間は中長期期間保有(buy and hold)する方針。

購入対象は、首都圏、大阪、名古屋、札幌、仙台、福岡圏等に所在する消費地立地型の物流施設
を予定している。

ファンド運営にあたっては、金融、不動産のノウハウだけでなく、物流ノウハウが不可欠となり、古くから本業として物流事業を行っているだけでなく、商社として広範な商材に深く関わり、物流施設というハードだけでなく、物の流れを把握するという、本来商社が有している機能を本ファンド運営にも活かしていく。

スイス系大手金融機関UBSと合弁で設立した三菱商事・ユービーエス・リアルティ(株)が運用している商業施設特化型RElT(不動産投資信託:Rea1EstatelnvestmentTrust)の目本リテールファンド投資法人は、本年3月の増資を経て、資産規模1,861億円と順調に拡大成長している。

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