日本オラクル(株)は、短期、定額、低コストで会計、受発注管理、生産管理システムの導入を可能とする「OracleE-BusinessSuiteSpecialEdition(以下:EBS-SE)」にかんばん生産方式に対応する機能を含む「かんばんテンプレート」を組み合わせたソリューションを開発、中国進出の日系自動車部品製造業向けに中国内で提供開始する。
日本オラクルは日本企業の中国進出時のスモールスタートアップに対応する基幹システムの構築用として「EBS-SE」を位置付けてきた。ここ数年来の日系自動車メーカーの中国進出に伴い、日系自動車部品メーカーの中国進出が本格化しつつあり、この流れを受け、自動車業界で主流となっているかんばん生産方式に対応する機能をテンプレートとして開発、「EBS-SE」と組み合わせて提供するもの。
これまで早期立ち上げを優先するため、システムは急場をしのぐ暫定的なものとなることが多く、その結果、ビジネスの伸長に伴いシステムの手直しや再構築など非効率なシステムへの追加投資が必要となっていた。
本ソリューションを利用することで、自動車部品製造業のお客様の中国における早期ビジネス立ち上げと高いROIの実現に寄与できるものと考えており、ソリューションの提供に際しては、日本での経験が豊富なパートナー企業との協業により提供していく。
「OracleE-BusinessSuiteSpecialEdition」概要
会計、受発注管理、生産管理などの基幹業務アプリケーション製品群
かんばんテンプレートモジュール
価格:2,500万円(約200万中国元)から
(ソフトウェアライセンス、ハードウェア、導入費用、初年度保守費用込)
対応OS:RedhatLinux2.1