米国マニュジスティックス社は21日、同社の取締役会がジョーコーワンをCEO（最高経営責任者）に任命した。コーワンは7月22日（米国時間）にCEOに就任した。グレゴリーオーウェンスは取締役会会長に留任する。
ジョーコーワンは、サプライチェーンマネジメント分野で豊富な経験を持ち、過去11年間にわたりグローバル企業の設立や運営に携わってきた。前職はイーエックスイーテクノロジーズの社長兼CEOで、同社のグローバルオペレーションを統括していた。
オーウェンスは会長職を務めながら、引き続き、事業戦略の立案や、主要なビジネス機会の推進を支援していく。
オーウェンスは「困難な市場環境下でマニュジスティックスの舵を取り、今の時期を乗り切っていくうえで、コーワンは最高の指導者です。彼は数百万ドル規模のグローバルオペレーションを運営してきた実績があり、その手腕は実証済みです。また、ワールドワイドのチームを指導して士気を高め、また顧客満足度を最高レベルに引き上げてきたという豊富な経験を持っており、この経験は当社やお客様にも大いに役立つことでしょう」と述べている。
コーワンは「マニュジスティックスはデマンド/サプライチェーンマネジメント市場における強力なリーダーであり、オーウェンスはこの5年間で、業界リーダーとなる強固な企業を築き上げてきました。このポジションをより確固たるものとするために、これからオーウェンスや取締役会、またマニュジスティックスのチームと結束して取り組んでいけることを楽しみにしています」と述べている。
コーワンはイーエックスイーテクノロジーズ入社前、インベンシスオートメーションアンドインフォメーションシステムズ/ワンダーウェアで社長兼CEOを務めている。ワンダーウェア入社以前は、テキサスインスツルメンツ、ユーロサーム、モンサントなどの企業で、販売、マーケティングとマネジメント分野の様々な職務に従事した。
コーワンはアリゾナ州立大学で電気工学分野の理学修士号を取得しており、またオーバーン大学で同分野の理学士号を取得している。
