ビー・ピー・ジャパン(株)とペトロルブ・インターナショナル(株)は、自動車用潤滑油事業を統合させ、合計売上高180百万ドル(200億円)、合計経常利益18百万ドル(20億円)を超えるビーピー・カストロール(株)という新たな会社を立ち上げる旨の合意をした。
ペトロルブ・インターナショナルは、東京証券取引所の一部上場企業であるが、1978年以降、BPブランドとダッカムスブランドの自動車用潤滑油を輸入・製造・販売してきており、BPはその持分の31.54%を保有している。
またBPが2000年に取得したカストロール潤滑油事業は、現在、ビー・ピー・ジャパンにより運営されている。
統合の後に、BPはビーピー・カストロールの70%超の持分を保有することとなるが、同社株は、引き続き東京証券取引所において取引され、同社は新たに統合された事業を運営することとなる。
合併当事会社は、株主総会を含めた必要な法的手続きを本年末頃に完了を予定している。
ビーピー・カストロールが予定されている2005年1月1日にスタートするまでは、ビー・ピー・ジャパンとペトロルブ・インターナショナルは、統合の準備を進めつつ、従来どおりの潤滑油事業の運営を継続する。