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キヤノン/大分キヤノン第2工場新設、物流業務集約

2004年08月08日/未分類

キヤノン(株)は、現在第一期建設工事を行っている大分キヤノン第2工場(大分県大分市岡地区)に、部品内製化と物流業務の合理化を推進する新棟を建設し、第二期工事として9月から着工する。

第二期工事において新しく建設を計画している主な棟には工場棟と物流棟があり、工場棟は、デジタルカメラとデジタルビデオカメラのキーパーツである基板の実装やレンズ部品の加工を行い、物流棟は、完成した製品の梱包や出荷、輸出までの物流業務とサービスパーツやユニット部品の輸出入を含めた物流の中枢機能を備える。

今回の第二期工事では延床面積で54,964m2の建物の建築を計画しており、追加の投資金額は147億円。

新築することにより、キーコンポーネントの内製化を高めるとともに、生産数に応じた量の部品調達が的確に行えるようになり、柔軟な生産体制が構築できることに加え、より一層のコストダウンが可能となるため、今まで以上に競争力に優れた製品を提供できることが期待される。

物流業務を凝縮して一箇所で行うことにより、製品の生産から梱包、輸出までの業務をさらに短い期間で実施できるようになるとともに、外部倉庫や輸送の削減によるコストダウンを始めとする合理化が推進できる。

キヤノンは、今後も絶え間ない革新活動を、開発から生産、調達や物流まであらゆる面で推し進め、お客様のニーズに応じた製品をタイムリーに供給し続けていく。

工場の概要
名称:大分キヤノン株式会社第2工場
所在地:大分県大分市岡地区
代表者:代表取締役社長飯塚守
敷地面積:約385,000m2
延床面積:第一期工事24,475m2(うち工場棟16,399m2)
第二期工事54,964m2(うち工場棟16,597m2、物流棟29,214m2)
合計79,440m2
事業内容:デジタルカメラおよびデジタルビデオカメラの生産
従業員数:約3,500名(2006年末予定)
年間生産台数:約680万台(2006年予定)
投資額:第一期工事129億円、第二期工事147億円、合計276億円
建築着工:
第一期工事2004年4月
第二期工事2004年9月予定
竣工第一期工事2004年10月末予定
第二期工事2005年3月末予定
(一部2005年8月末予定)

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