日本梱包運輸倉庫（株）の平成17年3月期第1四半期業績の概況（連結）の経営成績は下記のとおり。
同社グループは、業務拡大のため、岡山県邑久郡邑久町に建物等を取得、群馬県館林市、埼玉県狭山市に土地を取得し、また車輌設備の拡充等を行った。
営業収益は、景気の回復による輸送量の増加や米国子会社における業務の順調な拡大等により、298億22百万円と前年同期比5.4％の増加となった。
営業利益は、前期にあった、社会保険料率の総報酬制への変更に伴う一時的な法定福利費の増加やDPF（ディーゼル微粒子除去装置）の取り付け等による経費がなくなり、また米国子会社における業務拡大による増収効果等により、営業利益は24億41百万円と前年同期比35.5％の増加となった。
経常利益は、受取利息や受取配当金の増加等により営業外収益は3億24百万円と前年同期比18.7％の増加となり、営業外費用は、社債の償還等による支払利息の減少等により97百万円と前年同期比48.1％の減少となった。
これらの要因により、経常利益は26億68百万円と前年同期比41.5％の増加となり、当四半期純利益は、前年に特別利益に計上した退職年金規定の改訂に伴う過去勤務債務減少益がなくなり、14億55百万円と前年同期比16.4％の増加となった。
