物流施設の開発・運営を手がける米AMBは、大阪と東京の両地区で新しい物流施設建設のための用地を取得した。
大阪地区では、6階建て延べ9万4300㎡の「AMBアマガサキ・ディストリビューションセンター」を建設するため、大阪や神戸両港の近くにある4・9ヘクタールの用地を取得。
東京地区では、7階建て延べ7万8000㎡の「AMBオオタ・ディストリビューションセンター」建設のため、大田区内の羽田空港と大井埠頭コンテナターミナルの近くにある1・9ヘクタールの用地を取得した。
間もなく建設に着手する大阪の施設については既に、日本の大手ロジスティック企業が50%のプレリース契約で確保したという。東京の施設は今年9月に着工する予定。
AMBの投資額は、二つの施設合わせて約2億6600万ドルで、同社の東京での提携相手であるAMBブラックパインの協力の下で建設を進めることにしている。両施設ともに、完成して供用開始となるのは、2005年第2四半期の予定。