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スーパーバリュー/スーパーマーケットとホームセンターの物流を一本化

2010年12月09日/SCM・経営

東京、埼玉を中心食品スーパーとホームセンターを運営するスーパーバリューはこのほど、スーパーマーケットとホームセンターの物流センターを一本化し、配送の効率化とコスト削減を進めている。

2010年4月に、千葉県野田市に「スーパーバリュー野田物流センター」を設置。運営は丸和運輸機関が担当。物流センターは専門業者への委託方式による運営形態を取っているが、今後、店舗数の増加やPB(プライベートブランド)商品の拡充などに伴って物流機能の強化が重要となってくることから、DC(ディストリビューションセンター)型の物流拠点への進化を見据えた整備を進めているという。

出店エリアは、「確実な需要の見込める市街地」に絞り、東京・埼玉・千葉・神奈川の1都3県にまがたる「国道16号線」内側の市街地・人口密集地をメインターゲットとする。

「高密度集中出店(ドミナント出店)体制」を基本とする。ドミナント出店は、物流関連業務に掛かるコストを最小限に抑えたローコストオペーレーション体制の構築にも大きなメリットがあるという。
 
「出店規模としては、店舗面積が1000坪以内となる立地にはSM単独型(都心部で十分な土地が確保できない場合はSM小型店)、5000坪以内の場合はSM・HC複合型、5000坪超の場合はショッピングモールというように、立地とスケールに合った出店を行うための基準を設けるなど、戦略的な出店体制を構築している」(同社)。

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