SSA Globalは、サプライチェーン・ソリューションを引き続き強化していくという確約に基づき、Wal-MartR （ウォルマート）やU.S. Department ofDefense（米国国防総省）などの協力により、「SSA Warehouse Management」向けRFID製品「SSA RFID for Distribution」の初の導入事例を発表した。
RFIDは、顧客がサプライチェーンの可視性を強化するための基盤となる技術で、SSA GlobalのSCMソリューションの要となる技術。
SSA GlobalのRFID関連製品は、モノの流れの管理と追跡により、製造業者や販売業者のマテリアル・ハンドリングにおける生産性向上を支援し、その結果、顧客のコンプライアンスに適合し、素早い投資回収効果によって競争優位性の強化を実現します。「SSA RFID for Distribution」は、倉庫管理および製造業に向けRFIDソリューション群の最初の製品。
ITの調査やアドバイス・戦略コンサルティングを提供するMETA Group社の副社長 Dwight Klappich氏は「疑うことなくRFIDは今注目の最新技術だが、企業はRFIDを実用的に評価し、経済やビジネスが成り立つ所へ投資すべき。現在、RFIDの使用に適しているのは、資材のトラッキング、パレット認識番号、セキュリティなどの分野で、広範囲に採用されるまでにはまだ数年かかる。SSA Globalは、倉庫管理、輸送、および製造における実績にもとづき、アプリケーションのポートフォリオ全体でRFIDを活用することができる」と述べている。
SSA Globalの顧客のうち、新技術の早期採用に積極的な企業では、サプライチェーンにおける在庫の正確な位置や出荷状況を把握できるという点において、すでにSSA RFIDによる利点を認識している。
「SSA RFID for Distribution」は消費財および店舗直送企業の業界の要求に対応するよう設計されています。IBM、Sun Microsystems、R4 GlobalService、そしてSIS Technologies社などのいくつかのリーディング・パートナーとの協力により、SSA GlobalはRFIDの持つ可能性を最大化するソリューション開発に取り組んでいる。
