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日鐵物流/「ラック便」事業開始

2004年08月25日/未分類

日鐵物流(株)は10月1日より、小口かつ重量貨物を対象とした新しいトラック輸送事業(「ラック便」)を開始する。

日鐵物流が独自に開発した「ラック」を使用して共同輸送を行うことにより、様々な種類の小口重量貨物を対象として、輸送コスト、輸送品質、輸送工期面で、差別化したサービスを提供するもの。

「ラック便」では、「ラック」に積載した個別荷主の貨物を、大型車に複数個積むことで、輸送コストの削減を実現する。

「ラック」での輸送により荷扱いキズの撲滅を図り、エアサスペンション装備の車両を使用することで荷崩れの対策を講ずる等の輸送品質を確保している。

輸送工期面は、前日の午前中に受けた輸送オーダーに対し、翌日の午前中に配送することから、緊急品への対応も可能で、集荷・幹線輸送・配送の各作業指示と納期管理・現品管理を確実に行うために、新たに「ラック便管理システム」を構築、日鐵物流本社に設置する管理センターで一元管理を行う。

新事業は、関東~関西間でスタートし、荷主ニーズに応じて関東~中部間、関東~東北間等、他のルートにも順次拡大する。

「ラック便」は、共同輸送によりトラック台数を削減し、CO2排出量の削減に寄与することから、関東~関西ルートを対象に、国土交通省のH16年度「環境負荷の小さい物流体系の構築を目指す実証実験」の案件認定を受けている。

また、小口かつ重量貨物の新しい輸送方法として、「ラック便」の特許ならびに商標を出願中で、「ラック便」の詳細サービス内容は、9月1日より同社ホームページで閲覧可能。

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