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豊田通商/中国に合弁で自動車部品物流会社、事業開始

2006年05月26日/国際

豊田通商(株)は、中国、広州汽車集団商貿有限公司(以下:広汽商貿)との共同出資にて、自動車部品物流の合弁会社「広汽豊通物流有限公司」を2006年2月に設立し、道路運輸免許を取得、5月より営業を開始した。

中国では自動車市場が急速に成長を遂げており、新会社は、自動車メーカーの大量生産・販売に貢献できるよう安定的で効率的な物流体制を構築し、自動車部品関連の物流をターゲットに総合物流業に参入することを目的としている。

豊田通商は中国国内外ネットワークと営業力、世界各国で実績のある自動車部品物流のノウハウ、広汽商貿は中国輸出入業務の実績、国内営業力など発揮、両者の特徴を充分に活かし、高品質・低コスト・高効率を追求した部品物流サービスを提供する。

新会社は、広州市南沙区内に物流センターが完成、主に自動車部品メーカーの物流ニーズに応じたサービスを提供、また自動車メーカーのニーズに合ったトラックを保有し、生産用部品の物流サービスを開始した。

今後は、総合物流業として国際貨物運輸代理業、通関業にも進出し、中国内外の自動車分野のみならず幅広い客先のニーズに対応できるよう、総合物流機能を拡充し競争力のあるサービスを提供する。

中国合弁会社概要
社名:「広汽豊通物流有限公司」(略称:GTL)
資本金:US$500万(約550百万円)
出資者:広州汽車集団商貿有限公司55%、豊田通商(株)45%
代表者:総経理末松邦夫(豊田通商部長)
本社:中国広州市南沙区
事業内容:総合物流サービス、国内道路輸送業、物流センター(倉庫業)、輸出入貨物取扱い事業・輸出入通関業

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