オムロン（株）と北京北大方正集団公司（本社：北京市総裁：張兆東以下方正集団）は、中国において鉄道や道路交通などの社会システム事業（以下SSB事業）を展開するにあたり、包括協業契約に調印、5つの事業分野について協業を推進することで合意した。また、年内を目途に、方正集団本社内に「SSB事業共同R&Dセンタ」（仮称）を設立する。
両社は中国市場において、自動改札機や自動券売機などの鉄道向け自動料金収受システム（以下AFCシステム）事業を中核として、セキュリティ関連事業、交通システム事業、電子決済システム事業、ソフトウェア事業を加えた5つのSSB事業分野について協業を進める。
また、両社が設立するR&Dセンタは、中国市場の総合研究、デモシステムを中核とした販売支援ならびにソリューション提案、およびソフトウェア開発（日本市場向けを含む）を行うことを想定しており、今後詳細の内容について検討を進める。
両社は、3年後に100億円の事業規模を目標として、中国市場におけるSSB事業の本格展開を目指す。
