(株)東芝は、フランス郵政省から郵便物自動選別取揃え押印機を受注した。
2005年5月に設置を開始し、その後3年間で40台の納入を行なう契約で、受注金額は約35億円になる。
フランス郵政省では、導入の効果を検証しながら、合計で最大100台までの導入拡大を検討しており、100台を納入した場合の総受注金額は約90億円となる契約。
製品は、郵便物自動選別取揃え押印機「TSC-1000シリーズ」の新製品。製品は、集められた郵便物を定形郵便物と定形外郵便物に選別した上で、定形郵便物の切手の金額や住所を読み取り、方向を取揃え、消印を押して、種類や宛て先毎に大まかに区分するまでの一連の処理を行なうことができる。
処理能力は、自動選別取揃え押印機としては最高レベルの30,000通/時を達成している。
また、切手や住所の郵便物の全面が一度に走査できるよう検出認識装置を改良したことで、装置全体のレイアウトをよりコンパクトにしており、設置性を向上している。