富士通は2月19日、中堅企業向け統合ERPパッケージソリューション「グロービア・スマート製造」の新製品、「グロービア・スマート製造 ECM」を発売したと発表した。
グロービア・スマート製造 ECMは、図面や文書など製造業の全成果物を一元管理し、営業、設計、調達など製造業務に関わる全部門で共有するもの。成果物を部品表にひも付けることで、部品の図面番号や品目名称、品目番号など各部門が慣れ親しんだキーワードや文章で容易に検索できる。
このほか、中堅製造業向け生産管理ソリューション「GLOVIA smart 製造 PRONES」や既存の生産管理システムなどと連携でき、設計工程と生産工程の双方向から同じ成果物を共有できることで、設計変更の場合でもすぐに生産部門に情報が伝わるため、生産性を向上できるという。
提供価格は140万円(基本10クライアントライセンス)で、3年間で1000本の販売を目指す。