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プロロジス/三井住友銀行他と650億円のシンジケートローン契約締結

2004年09月23日/未分類

プロロジスは、この度、三井住友銀行をアレンジャーとエージェントとし、国内外計20の金融機関で組織されるシンジケート団(協調金融団)との間で、総額650億円、契約期間3年のシンジケートローン契約を締結した。

本契約は2004年9月24日より有効となり、国内でのシンジケートローンによる開発資金調達はこの度で3回目となる。

プロロジスは本シンジケートローンの組成により、今後の国内での物流施設開発に必要な資金を安定的に確保できると共に各金融機関からの情報提供などを含めた幅広い分野での協力を得られるため、事業をより有利に展開することができるようになる。

また、シンジケートローンは日本国内での事業に活用されるものだが、都市銀行、地方銀行に加え中国、韓国、を含めた各国の金融機関が幅広く参加しており、今後のアジアでの事業も安定的に進めることも可能になる。

なお、当社は中国上海に2003年4月現地事務所を開設し、上海北西部および蘇州での物流団地の大規模開発をすでに開始している。

シンジケートローン導入は、国内における物流施設開発およびサービスの提供が順調に推移し、顧客ニーズの高まりから先進の物流施設ネットワーク構築をより早急に進める必要性が高まったことが挙げられる。

プロロジスの信用度の高さ、日本国内およびグローバルでの事業展開の安定性を背景とし、この度のシンジケートローンへの参加の呼びかけに対し、いくつかの金融機関から希望融資金額を超える資金提供(オーバーサブスクライブ)の申し出があった。

プロロジスは、金融機関などからの融資により物流施設の開発・取得資金を調達し、物流施設竣工後、不動産ファンドへ資産を譲渡することにより新たな資金を調達する、というビジネスモデルによって事業を展開している。

同社は現在16ヶ国71地域において物流施設の開発、管理・運営や関連サービスを顧客に提供しており、日本国内で運営開発中の物流施設面積は合計で641,000平方メートル、北米で17,097,000平方メートル、欧州が4,781,000平方メートル。総保有運営資産額は合計で約7,100億円(6,400百万ドル)、総運営資産額は約1兆5,620億円(14,200百万ドル)を有している。

参加金融機関(順不同):
三井住友銀行、みずほ銀行、新生銀行、あおぞら銀行、東京三菱銀行、UFJ銀行、住友信託銀行、三菱信託銀行、埼玉りそな銀行、横浜銀行、カリヨン銀行、中國銀行、オーバーシー・チャイニーズ銀行、中国建設銀行、台湾銀行、ユナイテッド・オーバーシーズ銀行、ユバフーアラブ・フランス連合銀行、ノヴァ・スコシア銀行、インドステイト銀行、ウリィ銀行(韓国)

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