大日本スクリーン製造（株）は、4月から中国・杭州で進めていた100％子会社、美迪亜印刷設備（杭州）有限公司のCTP装置製造工場の建設をこのほど終え、10月から操業を開始する。
当初は現地採用を含めた約30人で業務を開始し、中国市場で大きな需要が予測されるCTP装置とその周辺機器を製造する。
2005年度には約5億円の売上を見込み、生産スペースの拡大やスタッフの増員も順次進めていく。
現在、中国の印刷関連企業は16万社を超え、急激な経済成長に伴って印刷関連機器市場のさらなる拡大が見込まれ、今回の工場の稼働によって、活発化する中国印刷市場にいち早く対応し、CTPをはじめとする同社製品のシェア拡大を目指す。
新会社の概要
社名：美迪亜印刷設備（杭州）有限公司
所在地：中華人民共和国浙江省杭州市蕭山経済技術開発区橋南区7号路以東、北環路以南
操業開始：2004年10月
資本金：2億円（大日本スクリーン製造株式会社100％子会社）
役員構成：董事長（非常勤）森野富次（大日本スクリーン製造株式会社常務執行役員兼
メディアテクノロジーカンパニー社長）
董事・総経理平岡英機
董事（非常勤）廣澤誠（同執行役員兼メディアテクノロジーカンパニー副社長）
董事（非常勤）羽冨眞佐男
董事（非常勤）薄井義博
董事（非常勤）高田一郎
監事（非常勤）南島新
社員数：30人
総工費：約1億5,000万円
敷地面積：23,300㎡
建物：延べ床面積3,450㎡構造鉄筋コンクリート造2階建（第1期工事）
