（株）良品計画は平成17年2月期中間決算短信（連結）の経営成績で、国内の販売面は、直営店が、既存店売上高が前年同期比2.2%％の伸びを示すとともに、新店も好調に推移したもののライセンスストア、（株）西友、（株）ファミリーマート等の各チャネルでは店頭での販売が苦戦し、同社からの供給売上高が前年同期比2.2％の減少となった。
一方で、ネットストアの売上高は、前年同期比43.2％増の大幅増収となった。
商品面は、衣服・雑貨は、前期に引き続き品質と商品の完成度を上げ、2期連続の2桁増収を達成し、生活雑貨は、新商品開発、数量計画、売場作り、在庫コントロール等の課題に取り組んだが、当中間期では前年を上回ることができなかった。
収益面は、売上総利益率が前期から引き続き大幅に改善されるとともに、ローコストオペレーションの更なる浸透により、売上高販売費・一般管理費比率の改善も図られた。
この結果、当中間期の連結営業収益は628億61百万円(前年同期比5.0％増)、連結経常利益は58億82百万円(同47.3％増)、連結中間純利益は29億95百万円(同70.3％増)となり、2期連続の増収増益を達成した。
通期の見通しでも、競争力強化のために、ローコストオペレーションへの構造改革を推進し、更なる経営体質の強化のためにプロジェクトを設置し、コスト削減だけではなく、業務の抜本的な見直しを図り、併せて企業風土の革新を進めていき、通期の連結業績の見通しは、営業収益1,288億円、経常利益116億円、当期純利益62億円を予定している。
