乾汽船が11月11日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は138億5400万円(前期比29.3%増)、営業利益61億100万円(48.1%増)、経常利益65億3800万円(70.0%増)、当期利益39億6100万円(7.4%増)と大幅増益となった。第2四半期は、円高や燃料費高騰に苦しめられたが、夏までに海運市況が高水準を維持したこともあり結果的に増収を確保した。
通期は海運市況の不透明さや荷動きの停滞などを懸念し、通期業績予測を修正した。修正後の通期売上高は244億円(当初予測より8.7%減)、営業利益84億5000万円(18.7%減)、経常利益89億円(19.9%減)、当期利益53億円(20.9%減)と減収減益を見込む。