2000年から2004年にかけてのDHLのアジア太平洋地区への総投資額は、11億5,000万米ドルのに及んでいる。内訳は下記のとおり。
DHLが40%の株を所有するキャセイ・パシフィックとの合弁企業、エアホンコンに対して4億米ドルを投資し、エアホンコンは6機の新しいエアバスA300-600GF貨物機の購入により、DHLの貨物輸送能力を強化した。
2000年以降、アジア太平洋地区でのDHL Expressのインフラ開発プロジェクトに、3億米ドルを投資した。
中国でのエクスプレスとロジスティクスのインフラ整備には、今後5年間で2億1,500万ドルを投資予定している。
香港国際空港で「セントラル・アジア・ハブ」として機能しているエクスプレスターミナルに1億米ドルを投資した。
マレーシアのサイバージャヤ地区にある「グローバル情報サービス(GIS)センター」に6,500万米ドル投資(投資額は、GIS施設拡張のための1,300万米ドルを含む)している。
香港証券取引所のH株に上場している中国・シノトランス社株の5%を5,800万米ドルで取得した。
DHL Danzas Air & OceanとDHL Solutionsは、アジア太平洋地区での「ロジスティクス・センター」の設立と改修に1,900万米ドルを投資した。