ヤマト運輸（株）は、平成16年7月30日の第1四半期決算発表時に公表した平成17年3月期（平成16年4月1日～平成17年3月31日）の業績予想について修正した。
修正理由は、退職一時金制度について、平成16年10月1日付でキャッシュバランスプランへ移行したことに伴い、特別利益に連結で143億円、個別で127億円を各々計上するため。
「固定資産の減損に係る会計基準」について早期適用することに伴い、特別損失に減損損失45億円を計上する等によって当期純利益が増加するため修正した。
また、競争力の強化を目的として、配達品質の飛躍的向上に向けた費用が増加したため、営業利益および経常利益を合わせて各々修正した。
連結の平成17年3月期通期業績予想数値の修正後の金額は下記のとおり。
売上高1,060,000百万円（前回予想増減額5,000百万円増）、営業利益51,000百万円（同2,500百万円減）、経常利益52,000百万円（同3,000百万円減）、当期純利益33,000百万円（同4,000百万円増）。
