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カゴメ、オリックス/和歌山・加太でトマト菜園合弁会社設立

2004年10月13日/未分類

カゴメ(株)と、オリックス(株)は、和歌山県和歌山市・加太地区で生食用トマトを生産する新会社加太菜園株(株)を設立した。

加太菜園は大規模ハイテク菜園で、カゴメの栽培指導のもと、カゴメブランドの生食用トマトを栽培し、第1期の温室面積は5.2ha、出荷開始は2005年10月予定、年間出荷量は約1,500tを計画している。

第2期として5.2ha(2008年3月出荷開始予定)、第3期として9.7ha(2010年5月出荷開始予定)の増設を予定しており(計20.1ha;アジア最大規模)、最終的な年間出荷量は約6,000tを目指す。

加太菜園の用地は農地法や農業振興法などの適用を受けないため、新会社は大規模ハイテク菜園としては、国内で初めての非農業生産法人となり、新会社は、菜園としては初めてカゴメの連結子会社になる。

今回、オリックスはカゴメの生鮮トマト事業の将来性を見込み、初めて農業経営への参加を選択した。オリックスの出資は菜園経営の安定度向上や、農業の競争力強化に大きく貢献し、農業への新しい金融の流れの先駆けになるもの。

加太菜園株式会社の概要
社名:加太菜園株式会社
所在地:和歌山県和歌山市加太字炭谷2362番8
資本金(出資比率)90百万円(カゴメ70%、オリックス30%)
社長畔柳浩(カゴメより出向)
雇用予定者数:約300人(全施設稼動時、パートを含む)
出荷開始(予定):第1期2005年10月、第2期2008年3月、第3期2010年5月
温室面積第1期5.2ha、第2期5.2ha、第3期9.7ha
年間出荷量約6,000t(全施設稼動時)
総事業費約47億円(第1期~第3期)
栽培品目:「こくみトマト」等のカゴメブランドの生鮮トマト
年間売上高23億円(全施設稼動時)
販売先:近畿圏を中心に中国、四国、中部圏の量販店や業務用ユーザー

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