DHLとキャセイパシフィック航空のジョイントベンチャーであるAHKエアホンコンリミテッド（エア香港）は、アジアでのネットワークをさらに強化するために、新たに導入するエアバスA300-600F貨物輸送機6機のうちの1機を10月17日、関西国際空港に、11月には成田空港に運航開始する。
機体はDHLとエア香港のロゴがペイントされており、DHLとしては日本初のロゴ入り貨物輸送機の乗り入れとなる。
今回の就航により、積載能力が増加するとともに、発着回数も増えるため、日本とアジア太平洋地区最大のハブである香港間におけるDHLの貨物取扱能力が2倍以上アップする。
今回導入するエアバスA300-600F機の最大積載量は45トンであるため、従来機で可能だった18トンに比べ2倍以上の積載量となる。
成田発着便については現在同様週5便の運航だが、関西空港発着便では運航回数を従来の週4便から5便に増やすため、積載能力が2.5倍にも増加する。
