日本ロジステック（株）は、平成17年3月期中間（連結・単独）業績予想との差異と通期（連結・単独）業績予想を修正した。
立地条件の良い高機能の舞浜センター（千葉県浦安市）が平成16年8月に竣工し、同年8月より稼動したが、開業に伴い荷主の配置換えを行ったことで、移転のための一時的費用が予想以上に嵩んだこと、また連結子会社ひかりライン（株）が同センターに引越した後の本社営業所（東京都江東区新木場所在）を当初の計画を変更して売却することとしたために固定資産売却損を計上することになったため修正する。
（中間期）単独については、主に移庫のための支払運賃と労務費が約7百万円余分に発生したことで経常利益は10百万円減少して100百万円となり、特別損失のうち新センターに係る不動産取得税の見積額の差異6百万円、と保険積立金解約損5百万円等を計上したことで、当期利益は15百万円減少し、100百万円となる見込み。
また連結は、経常利益の減少要因に加えて連結子会社の営業利益が販売単価が低下して15百万円減少したために、連結経常利益は25百万円減少して90百万円となり、連結当期純利益は30百万円減少し、90百万円となる見込み。
（通期）単独は、移庫のための費用が下半期中にも約10百万円計上の予定であること、特別損失については下半期の計上はほとんど予定がないので経常利益は20百万円の減少にとどまり230百万円となり、当期純利益は30百万円の減少で150百万円となる見込み。
また、連結は、子会社の経常利益がやや好転する予定で、連結経常利益は30百万円減少して230百万円となり、また、平成16年11月に子会社の土地・建物を借入金返済のために売却する予定であるが、固定資産売却損53百万円の特別損失を計上するので、連結当期純利益は85百万円減少し、100百万円となる見込み。
