アシックス商事(株)は、平成17年3月期中間決算短信で、会社の対処すべき経営課題として次の2点を挙げている。
1..生産リードタイムの短縮とクイックレスポンスの生産体制確立
2..物流・商流機能の合理化による物流コストの低減
これにより、機会損失の減少、在庫圧縮、コスト低減を果たすことに加え、企業の競争力強化に資するものと考えている。
1については、継続的に取組んでおり、クイックレスポンスの生産については成果を挙げており、今後も季節商品のリードタイム自体の短縮を図るべく努力している。
2は、販売単価の低下、出荷足数の増加などに対応し、サービスレベルの向上と物流コスト削減を目指して、新システムを稼動しており、海外での流通加工にも取組んでいく。
QR(クイックレスポンス)の徹底と在庫圧縮
①海外生産及び国内物流・商流のシステム融合
・物流、商流のシステム改善(サービスレベル向上とコスト削減)2003年12月から稼動
・販売予測等の迅速化・精度アップ