住友商事(株)が、英国領北海にて権益の一部を保有するハウ油田(Howe油田、石油開発会社が集積するスコットランド、アバディーンの東160kmに位置する)が、10月31日より、生産を開始した。
住友商事は、本権益をことし5月に100%出資の子会社ペトロサミット・インベストメント(株)を通じ、英国石油開発会社インターピッド(Intrepid)グループから株式譲渡により取得した。
ハウ油田のオペレーターは、シェル(Shell Enterprise Oil)であり、同油田は総延長14kmの海底パイプラインで同時に権益を取得したネルソン(Nelson)油田に接続されている。
原油生産量としては、日量約1万バレルを見込んでいる(住友商事の取り扱い数量は、権益比率に応じ、日量約2千バレル)。