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日本通運/CEPAを活用し中国・浙江省に新会社設立

2004年11月10日/未分類

日本通運(株)は、全額出資会社である香港日本通運(株)を通じ、CEPA(Closer Economic Partnership Arrangement=中国本土-香港間の経済貿易関係緊密化協定)を活用した倉庫会社「日通倉儲(嘉興)有限公司」を中国・浙江省嘉興(ジャーシン)市乍浦(ザープ)地区に設立した。

これにより、浙江省における拠点は杭州に続き2カ所目、香港を含む中国におけるグループの営業体制は18社・22都市・59拠点となる。

新会社は香港日本通運が全額出資(登録資本金81万米ドル)する独資会社で、同地区における日系メーカー工場の新規稼動に伴い、部材の保管・搬入、工場内作業、製品保管などのサービスを提供する。

人員は日本人社員2名と現地社員数名でスタートし、来年1月から予定されている顧客工場のテストランに対応しながら順次社員を増員、4月の本格稼動時までに80名以上の体制とする。

施設・運用面については顧客工場内倉庫のほか、需要に合わせて保税機能を持った外部倉庫も活用、当社独自の倉庫管理システムである「REWARDS」(遠隔在庫管理システム)を導入し、出入庫管理やロケーション管理を行い、きめ細かい高度なロジスティクスサービスを提供する。

新会社では、今後、道路運輸免許・国際貨運代理免許の取得も視野に入れ、化学品・電気メーカー等の日系企業進出が計画されている周辺地区への営業体制強化も図る。

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