日産ディーゼル工業(株)は、中国華東地区に大型トラック・バス用のアクスル(車軸)生産会社を設立するためのフィジビリティースタディーを終了し、2007年の年初からの生産立ち上げに向けた実務を開始した。
この合弁会社は、適正かつ高品質なアクスルの安定供給を目指し、日産ディーゼルとプレス工業の2社の出資で設立する。
「アクスル製造会社」の概要
出資形態:日本独資(日産ディーゼル、プレス工業の2社のみ)
出資比率:ほぼ折半の予定
生産開始2007年年初
工場設立場所:中国華東地区
売上高約60億円程度
人員規模約100名程度
会社設立当初の主な販売先は、同社の中国における合弁会社である東風日産ディーゼル汽車有限公司となる。生産立ち上げに向け、中国企業や日系企業にも拡販を図り、業容を拡大していく予定。
今後のスケジュールでは、2005年前半までに合弁契約を締結の上、新会社を設立する。2007年の年初から生産を開始する予定。