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日本ウェーブロック、ダイオ化成/経営統合

2004年11月21日/未分類

日本ウェーブロック(株)とダイオ化成(株)は、持株会社体制による経営統合を行う。

ウェーブロックは、プラスチックと繊維、紙等を原材料とした複合素材の加工技術をベースに、「インテリア事業」、「包材事業」、「機能品事業」、「汎用品事業」を展開してきた。

ダイオは、網製品主体に、主に家庭用防虫網等の生活資材や各種農業資材、建設資材、土木資材をサッシメーカーや農材問屋ルート、ホームセンタールート等に製造・販売しており、編織加工の技術力、全国に展開するホームセンターをカバーする営業力、物流管理能力に強みを持つ。

両社は、農業用資材、建設資材など同じ分野で事業を展開していますが、中核となる技術と販売チャンネルと取扱い製・商品については、重複部分が無く、高い相互補完性があるとの判断から、
平成15年12月18日付でウェーブロックは友好的公開買付けによりダイオの発行済株式の50.10%を取得し、連結子会社とした。

なお、ウェーブロックは平成16年2月25日付でさらに6.16%のダイオ株式を追加取得したので、持分比率は56.26%となっている。

その後、ウェーブロックとダイオは、それぞれの独自性と強みを維持しつつ、歴史や文化の異なる両社の融合を円滑に実現することを最優先に、両社の本社事務所の移転・統合のほか、事業分野別の意見交換会、共同製品開発、相互の販売網の活用検討を通じて経営陣・従業員ともグループ企業としての一体感の醸成を図ってきた。

その結果、両社マネジメントは、相互補完性を生かしグループとして更なる安定と成長を実現するという当初の戦略を実現するための次なるステップとして、強固な事業基盤と財務基盤を構築するために、今般さらなる経営統合を決断した。

今回の経営統合は、両社の強みをさらに融合させるとともに、グループ力により実現される経済的利益を持株会社に完全集約し、共同作業による事業展開を積極的且つ能動的に推進し、具体的なシナジー効果を効率的に追求する。

持株会社体制をとり、現在のウェーブロックが、会社分割制度を利用し、持株会社となり、現在のウェーブロックの事業を継承する新設会社およびダイオがその完全子会社となり、ダイオの完全子会社化については、株式交換制度が利用する。

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