セガミメディクス（株）と（株）セイジョーは11月15日、共同持株会社設立による経営統合を行うことを決めた。両社は2008年4月1日に、株式移転により共同持株会社（株）ココカラファインホールディングスを設立し、物流システムなどロジスティクスの効率化を進める。
今後急速に移行するとみられるセルフメディケーション時代に対応し、事業規模・質ともに極大化することを目的に、経営統合するもので、情報システムなどのインフラ整備を行い、商品施策・販売戦略を共有化することで効率的な運営を図る。
付加価値の高い一部商品では既に協働をスタートしており、今後は「エリアドミナントも考えた店舗開発ノウハウ、研修施設の相互活用を含めた教育システムなど、あらゆる運営ノウハウの共有化・高度化を推進する」としている。
商品流通では、地域戦略の考え方・物流システム・総合的なスケールメリットなども含め、ロジスティクスの効率化を推進する。
両社は今後、統合準備委員会と分科会で統合後の事業見通しなどを検討する。現時点では、2014年3月期に店舗数1000店、連結売上高2500億円、連結経常利益150億円を目指す。
