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フェデックス/上海に中国本社新設

2004年11月21日/未分類

フェデラルエクスプレスは、上海に中国本社を新設する。

フェデックスは、アジア太平洋地域のサービス体制を再編成し、特に中国本土の顧客ニーズに的確に対応することができる新たな体制の構築と強化を図る。

中国本社新設について、「中国が世界経済の牽引役として期待されるなか、中国本土のお客様が更に競争力を強化し、事業を拡大するためには、信頼性の高い時間厳守の輸送サービスがより一層必要となります。フェデックスは20年前から中国の発展性を予見し、進出後20年かけて、提供するサービスを拡充した結果、中国市場におけるリーディング企業となりました。上海に本社を設立することにより、中国市場でのビジネスに積極的に取り組んでいく」とアジア太平洋地域社長のディビッドL.カニングハムは語る。

世界銀行によると、中国は2020年までにドイツ、日本を追い抜き、世界第2の貿易大国になると予測されている。フェデックスコーポレーションの業績は、2005年度の第1四半期(2004年6月1日から8月31日)において中国における輸出取扱量が52パーセント増加し、なかでもFed Ex International Priorityの収益が25パーセントあがった。

中国地区担当副社長のエディーチャンは、「上海に中国本社を新設することにより、フェデックスはお客様が直面している課題に対し、より迅速に対応し、真剣に取り組むことができます。フェデックスは、今後もサービスネットワークの拡充を図り、成長が見込まれる中国市場のニーズに応えるため、革新的なソリューションの開発を続けます」と抱負を述べている。

2004年10月、米中間の追加運航12便が正式に認可され、中国でのフライト数は合計で週23便へ増加する。この認可を受け、フェデックスは米国航空各社の中でも最多の貨物便数を運航する企業となる。2006年に向けてさらに週6便の追加を申請しており、認可後、広州も国際および国内の両エクスプレス便ネットワークの拠点に加えられることになる。

これまで20年に渡り、中国全土220以上の都市でサービスを展開し、今後数年間でさらに100都市でのサービス開始を計画している。

1999年、DTWグループとの合弁会社を設立して以来、中国市場におけるリーディング企業としての位置付けを強化している。東部、北部、南部の都市を含む中国全土に10支店を構え、2005年には合弁会社によりさらに8支店および10以上の営業所の開設を予定している。

アジアにおけるハブの拡大を視野に入れており、将来的な発展に備え、柔軟な対応を可能にするため、さまざまな方法を模索している。広州白雲国際空港会社および当局との交渉を続け、広州白雲国際空港における業務の拡大を検討している。

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